今回は、
「ホストごとの最大接続数を変更する(HTTP 1.1)」で利用されているレジストリについてです。
コンピューターの構成>管理用テンプレート>Windowsコンポーネント>Internet Explorer>セキュリティの機能>AJAX
「Internet Explorer」で利用される同時接続数を変更するグループポリシーのレジストリです。
1.保存場所
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Policies\Microsoft\Internet Explorer\Main\FeatureControl\FEATURE_MAXCONNECTIONSPERSERVER
iexplore.exe(REG_DWORD)
同時接続数
「Internet Explorer 8」以前は標準が「2」
「Internet Explorer 9」以降は標準が「6」
となります。
このポリシー設定を使用すると、HTTP 1.1 のホストあたりの接続数上限を既定の 6 から希望する値 (2 から 128 まで) に変更できます。
このポリシー設定を有効にすると、Internet Explorer では HTTP 1.1 に対して選択した接続数上限を使用します。
このポリシー設定を無効にするかまたは構成しない場合、Internet Explorer では HTTP 1.1 の既定の接続数上限 (ホストごとに 6 接続) を使用します。
Internet Explorer 8 より前のバージョンの Internet Explorer では、HTTP 1.1 の既定の接続数上限は 2 でした。
ダイアルアップの場合は自動的に2になるようです。以前は回線が遅かったことと、サーバの性能が低かったことから負荷がかかるということで推奨されませんでした。しかし、回線の高速化やサーバの高性能化で状況は変わってきているというのもあるのかもしれませんね。
ではでは。