今回は、
「拡張レベルの診断データを Windows Analytics の最小要件に制限する」で利用されているレジストリについてです。
コンピューターの構成>管理用テンプレート>Windows コンポーネント>データ収集とプレビュー ビルド
内容 | |
---|---|
サポートされるバージョン | Windows Server 2016、Windows 10 バージョン 1709 以降 |
キー | HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\DataCollection |
値の名前 | LimitEnhancedDiagnosticDataWindowsAnalytics |
型 | REG_DWORD |
値の内容 |
0 → Windows Analyticsによる収集を無効にする 1 → Windows Analyticsによる収集を有効にする |
このポリシー設定を [利用統計情報の許可] ポリシー設定と組み合わせることで、組織が Windows Analytics サービスを使ってマイクロソフトに特定の診断データのセットを送信し、IT に関する洞察を得ることができます。この設定を構成した場合、ユーザーは製品利用統計情報の設定を変更できますが、組織に対して設定されたレベルよりも上のレベルに変更することはできません。
この動作を有効にするには、次の 2 つの手順を完了してください。
1. このポリシー設定を有効にする
2. [利用統計情報の許可] をレベル 2 (拡張) に設定するこれらのポリシー設定を一緒に構成すると、基本レベルの診断データのほかに、Windows Analytics が必要とする追加のイベントもマイクロソフトに送信されます。追加のイベントは https://go.Microsoft.com/fwlink/?linked=847594 に記載されています。
[利用統計情報の許可] ポリシー設定で拡張診断データを有効にして、このポリシー設定を構成しなかった場合は、Windows Analytics に必要なイベントと、拡張レベルの追加の製品利用統計情報がマイクロソフトに送信されます。この設定は、完全、基本、またはセキュリティ レベルの診断データをマイクロソフトに送信するように構成されているコンピューターには影響しません。
このポリシー設定を無効にした場合または構成しなかった場合は、マイクロソフトに送信される診断データのレベルは [利用統計情報の許可] ポリシーによって決まります。
ではでは。