今回は、
「日本語 IMEのバージョンを構成する」で利用されているレジストリについてです。
内容 | |
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サポートされるバージョン | – |
キー | HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Policies\Microsoft\InputMethod\Settings\JPN |
値の名前 | ConfigureImeVersion |
型 | REG_DWORD |
値の内容 |
0:無効 1:有効 |
このポリシー設定では、Microsoft IME のバージョンを制御します。
このポリシー設定を構成しない場合、ユーザーは使用する IME バージョンを制御できます。新しい Microsoft IME が既定でオンになります。
これを有効にすると、ユーザーは使用する IME のバージョンを制御できません。以前のバージョンの Microsoft IME が常に選択されます。
これを無効にすると、ユーザーは使用する IME のバージョンを制御できません。新しい Microsoft IME が常に選択されます。
このポリシー設定は、日本語の Microsoft IME にのみ適用されます。
注: この設定に対する変更は、ユーザーがログオフするまで有効になりません。
Active Directory等によるポリシー配信では問題ありませんが、バッチファイル等で適用する場合、ユーザー権限では変更できません。
そのため、ユーザー権限で変更する場合は、下記を利用すると良いでしょう。
内容 | |
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サポートされるバージョン | – |
キー | HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Input\TSF\Tsf3Override\{03b5835f-f03c-411b-9ce2-aa23e1171e36} |
値の名前 | NoTsf3Override2 |
型 | REG_DWORD |
値の内容 |
0:無効 1:有効 |
こちらであれば即時反映されるため、
C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\StartUp
へバッチファイルを設置すればログオンする際、自動的に設定を変更してくれます。