今回は、
[GP]「グループポリシーの低速リンクの検出を構成する」で利用されているレジストリについてです。
ユーザーの構成>管理用テンプレート>システム>グループポリシー
確認バージョン:
Windows 2000 以降
1.保存場所
HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Windows\System
値:
GroupPolicyMinTransferRate(REG_DWORD)
データ:
接続速度(kbps):500(初期値)
このポリシー設定では、グループ ポリシーの適用および更新に使用する低速接続を定義します。
このグループのコンピューターにポリシーの更新を提供するドメイン コントローラーから転送されるデータの速度が、この設定で指定された速度より遅いと、接続が低速であると見なされます。
低速接続ポリシーに対するシステムの応答はポリシーによって異なります。ポリシーを実装しているプログラムは、低速リンクへの応答を指定できます。また、このフォルダーにある各ポリシーの処理に関する設定を、プログラムで指定された低速リンクへの応答より優先させることができます。
この設定を有効にした場合、[接続速度] ボックスに転送速度 (Kbps) を示す 0 から 4,294,967,200 までの 10 進数を入力できます。この速度より遅い接続はすべて低速であると見なされます。「0」を入力すると、すべての接続が高速と見なされます。
この設定を無効にした場合、または構成しなかった場合は、既定値 500 Kbps が使用されます。
この設定は [コンピューターの構成] および [ユーザーの構成] フォルダーにあります。[コンピューターの構成] の設定では、[コンピューターの構成] フォルダーにあるポリシーの低速リンクが定義されます。[ユーザーの構成] の設定では、[ユーザーの構成] フォルダーの設定の低速リンクが定義されます。
“低速回線接続を検出しない”、および “コンピューターの構成\管理用テンプレート\システム\ユーザー プロファイル” にある関連ポリシーも参照してください。注: プロファイル サーバーが IP 接続可能な場合は、その接続速度の設定が使用されます。IP 接続がない場合は、SMB タイミングが使用されます。
ではでは。