さて、今回は
「Windows 10」
企業で導入すると年2回程度サービスパック的な大規模アップデートが必要となります。
今までのOSでは大体リリースから適用まで2年間という猶予がありました。
しかし、「Windows 10」ではこの考え方が変更となっています。
多くのコンシューマーユーザーは、最新の大規模アップデートがリリースされると直ちにアップデートされます。
マイクロソフト曰く、「最新の機能をいち早く利用できる」というメリットがあるというのが、一般コンシューマー向けの考え方となります。
また、一般コンシューマーで意見がでた後、企業向けにアップデートがリリースされるというのが、今回企業ユーザーが考えないといけないところとなります。
このあたり、リリースから1年経ち、新しいカーネルバージョンのRedstoneも出ているので、本格的に導入を考えている方も多いのではないかと。
Windows 10コラム 第3回 「CBとCBBはどうやって切り替える?」 | NTTデータ先端技術株式会社
なかなか良い記事があったのですが、レジストリの項目がちょっと甘い。
[WU]「機能更新プログラムをいつ受信するかを選択してください」レジストリ | Windowsレジストリ置き場
レジストリでCBとCBBを切り替えるのは可能だと思います。しかし、Home系できちんと動作するかわかりません。
この辺りは、各自でご確認いただければと。
ということで、検証から適用までの期間が短くなるため、企業ユーザーは
・CBBによる機能追加の設定変更
・検証
・展開方法
このあたりを整理しておくのがよいんでしょうね。
検証期間を簡略化するために、社内の端末をCBで更新し実験台にする。
その後、CBB移行タイミングでさらに台数を増やし、実験台にする。
で、全体適用
といった適用タイミングをずらした形での運用を取る形もよいですし、実態にあったかたちの方法を
考えられればよいかと。
このあたりの情報は思ったより良い情報がないので、自分の頭を整理するための忘備録になるかなぁと。
ではでは。
「Windows Update for Business」の展開方法と「CB/CBB」のサポート期間 – ZDNet Japan
Windows 10 Anniversary Update の入手方法 | Windows Blog for Japan