さて、今月(10月)のWindows Updateを手動で実施している端末はオプションの更新の中に「Windows 10」へのアップグレードが含まれており、誤って更新してしまう事例が発生しているようですね。
私自身、手元の2台は既にWindows 10にしておりますので、影響はありませんが企業などではなかなかそうも行かないのではないでしょうか?
ということで、幾つか手順を。
[企業ユーザー向け] Windows Update からの Windows 10 への無償アップグレードを管理する方法 – Ask CORE – Site Home – TechNet Blogs
http://blogs.technet.com/b/askcorejp/archive/2015/07/23/windows-update-windows-10-1.aspx
こちらにグループポリシーによる設定変更方法が記載されています。
Homeエディションはどうするかですが、
レジストリからブロックする方法
上述のポリシー設定をレジストリで行う場合には以下値を設定します。
キー : HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate
名前 : DisableOSUpgrade
種類 : REG_DWORD
値 : 1このレジストリをコマンドで適用する場合には以下の reg から /f までのコマンドを、
管理者権限でご実施いただきますようお願い致します。reg add HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate /v “DisableOSUpgrade” /t REG_DWORD /d 00000001 /f
7 月 29 日以降には、自動でダウンロードが行われ、アップグレードの準備ができ次第、アップグレードのスケジュールを促すポップアップが表示される予定です。
これは、グループポリシーで設定される実際のレジストリだと思われます。
これを設定しておけばWindows Updateを手動で実行しても表示されない気がします。
あと、パッチをアンインストールや非表示にする方法も情報としてでていると思います。
が、マイクロソフトがパッチをマイナー・チェンジしただけで、再度表示されるようになります。
ですので、上記レジストリにあわせて、
[Win]Windows 10のアップグレード用アイコンを非表示にするレジストリ | Windowsレジストリ置き場
こちらで紹介したレジストリを変更し、非表示にするのが正しい対応かと。
なお、アップデートしたくなった場合は、
Windows 10 の機能 – マイクロソフト
からアップデートできるかと。
個人的には媒体だけは作成しておき、しばらくしてからアップデートするのがよいかと思います。
フリーソフトや表示変更にはこんな記事もありますので、参考までに記載しておきます。
Windows10アップグレード田を消す方法(2015年10月)
とくにホームエディションはいろいろとあるので、難しいですね。
なお、我が家のホームエディションのWindows7は手動で検索をかけてもでてきませんでした。
また、ドメイン参加したパソコンもできないと思います。
※実験した範囲では、Windows Updateでも出てきませんでしたし、GWXのアイコンも非表示となります。
勝手に上がったという人は、一度OKを出していた人ではないのではないか?という疑問もあるわけで。
この辺りは少し調べてみる必要があるかもしれません。
2016/5/23 追記
[コラム]:Windows 10へのアップグレードを簡単に止めるバッチファイル | Windowsレジストリ置き場
制限を簡易化したバッチを作成しました。